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「関東ふれあいの道 神奈川県コース(17)北条武田合戦場のみち」を歩いてきました。
(赤字は、「関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)コースマップ」からの引用です。)

スタート地点は、本厚木駅からバス(1時間に1本程度)に乗り、坂尻バス停です。

坂尻バス停

林道機転

 

 

 

 

 

 

 

バス停から5分ほど歩いたところにトイレがあります。

坂尻バス停をあとに、法論堂(おろんど)林道を半原越へ、昭和の初期までとの道は煤ヶ谷から半原へ『まゆ』を背負った人たちが通った重要な道でした。

舗装された林道を道なりにクネクネと登ること約90分。視界が開けたら、半原越はすぐそこです。「法論堂」って、何だろう? と思いながら登っていると、半原越に説明板がありました。「昔、修験者(山伏・僧侶)たちがこの地で法(教え)を論じ合ったことから、この名が起こったと伝えられています。………」なるほど!

法論堂

この半原越から、左へ登ると仏果山ですが、経ヶ岳は右へ登ります。急な木段を150mほどで快適な尾根歩きとなり、丹沢の山並みを眺めながらくさり場を登ると、大きな岩(経石)が道をふさぐように座っています。

さて、ここから山道です。階段状の道を登ること数百メートル。とてもキツかった! 階段状の道、苦手です。「くさり場」は、ありませんでした。

半原越

経石

 

 

 

 

 

 

 

この経石をすぎるとまもなく経ヶ岳山頂です。山頂より50mほど行くと関東平野がはるか遠くまで広がり、新宿副都心の高層ビル群を間近に見るととができます。これより眺めの良い尾根歩きとなり、法華峰(ほっけみね)林道へ、100mほど林道を歩くと、道は植林の中へと入り、道ノ入えん堤を越え、国道412号平山坂へとつながります。

経ヶ岳山頂からは、一気に下り続けます。「道ノ入えん堤」にちょこっと登り、ところどころぬかるんだ道をとおり、平山坂へ。

経ヶ岳

道ノ入えん堤

平山坂

 

 

 

 

 

 

国道を500mほどで半僧坊前バス停に、目の前には大きな杉木立に図まれた勝楽寺(団代半僧坊)があります。半僧橋の下を通り、県道を横断すると海底(おぞこ)の集落、中津川に架かる角田大橋を渡り、左手に弁天社を見ながら戸倉の集落へと入っていきます。

ちょうど、このあたりが気持ち的に中間地点でしょうか。一気に坂を下りてきたせいか、足の疲れも………。しばらくは、平坦な道を進みます。「海底」の由来は、いまだわかりません。戸倉の集落では、人なつっこいネコに遭遇。

団代半僧坊

海底橋

ネコ

 

 

 

 

 

大きく育った杉林の中をしばらく登ると、志田原にでます。畑道をしばらく歩くと北条武田の激戦地、三増(みませ)合戦場の碑が見えてきます。

戸倉の集落から志田原までは、案内板が少なく「本当にこの道であっているのだろうか?」と思う道が続きます。時間的には10分程度でしょうか。志田原からは、再び明るい道を歩き、三増合戦場に到着です。その後、志田峠まで登り道です。

志田原

三増合戦場

 

 

 

 

 

 

 

桜並木を通り道は志田峠へ、

歴史のロマンを感じる三増から志田峠への道。志田峠へ近づくにつれ重機の大きな音が………。志田峠で、大規模な開発が行われていました。何ができるのだろうか………。ここからは、下り坂です。

志田峠

志田峠_工事

 

 

 

 

 

 

 

 

ここより400mで清正光(志田山朝日寺)、東京農工大学の牛舎の子牛を眺めながら桑畑、牧草地を通り、再び道は国道412号へ、100mで終点韮尾根バス停に到着です。

残念ながら子牛はいませんでした。すでに廃屋のようだったので、違う場所に移動したのかもしれません。韮尾根バス停(バスの本数少ない)で16.2kmの長丁場も終了。前半は経ヶ岳を目指し、後半は経ヶ岳を眺めながら歴史散策。振り返れば、やはり半原越からの数百メートルがキツかった!

牧草地

韮尾根バス停

 

 

 

 

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