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関東ふれあいの道〜弘法大師と丹沢へのみち〜
今回は、「関東ふれあいの道 神奈川県コース 15〜弘法大師と丹沢へのみち〜 」を歩いてきました。
(赤字は、「関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)コースマップ」からの引用です。)
小田急小田原線「秦野駅」より、バス(便は多いです。)で約10分、今日の出発点の「南平橋」へ到着です。
南平橋バス停からコサギが遊ぶ金目川を後に権現山に向かいます。
残念ながら、コサギは見つかりませんでした。
田植え時期に はカルガモが見られる田んぼの中を通り、健速(たてはや)神社を左に見ながら東名高速(峰ノ上橋)を渡り県道に出ます。
健速神社の本殿は、秦野市内最古(建立が1636年)のものだそうです。
ここから500メートルは連絡コースとなり県道を歩くので注意してください。
県道を右折し、細いなだらかな坂道を経て住宅地を抜け、左に白山神社を見ながら進むと山腹の市道に出るので左に曲がります。
白山神社までは、緩やかな道です。白山神社から、権現山山頂までは登りが続きます。
300mほど行くと左に駐車場と公衆便所があり、右に階段があります。
しばらく、緩やかな坂を登っていくと、駐車場に到着です。
階段の入り口には「熊出没注意」の看板が………。
階段を150m登ると権現山山頂で、展望台からは丹沢山塊や三浦半島、房総半島、関東平野の雄大な展望を楽しむことができます。
急な坂を登ること数分、権現山山頂(243.5m)に到着です。権現山の名前の由来は、山頂に権現堂があったことによるものです。権現とは、wikipediaによれば、「仏が「仮に」神の形を取って「現れた」ことを文字で示している」とのこと。
山頂からは、小田急線がジオラマのように見えます。蜂がいっぱいいますので、注意しましょう。
頂上から桜並木の緩やかな坂を下り馬場道をぬけます。小さな駐車スペースから車道を下ります。
途中、「森に生きる」の像があります。
羊のいる牧場を過ぎると市街地に入り、消防団車庫を左に曲がって国道246号へ出ます。
緩やかな坂道を、下っていきます。途中牧場に羊がいます。その先、しばらく行くと………ジンギスカンと焼き肉のお店があります。
名古木(ながぬき)交差点を右に山側へ曲がります。このみちは古くは大山への裏参道として知られています。
名古木と書いて「ながぬき」と読むそうです。なかなか読めません。
途中、本線よりややはずれていますが、波多野城祉、金剛寺、源実朝公首塚、田原ふるさと公園などの見どころがあります。
このコース最大の急坂を登ると見晴らしの良い道に出ます。権現山を右に見ながら進みます。途中、お花畑もあり、心が和みます。
ソーラシステムの設備のある東公民館から右に小蓑毛へと進み、小蓑毛(こみのげ)から簑毛間は連絡コース(約1.3km)を進むと終点蓑毛バス停に到着です。
突き当たりの東小学校を左折し、しばらく進むと「東公民館」です。東小学校の屋根にも「ソーラーシステム」があるので、ご注意を。
東公民館を右折し、緩やかな坂を登ると小蓑毛のバス停へ到着します。その後、さらに坂を登ると蓑毛のバス停へ到着です。
橋を渡ると右側に宝蓮寺(大日堂)が時代を物語るように建っています。
大日堂は、742年、行基によって開かれたと伝えられています。大日堂には、本尊である「木造五智如来坐像」と「木造聖観音菩薩立像」が安置されています。