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関東ふれあいの道〜大山参り蓑毛のみち〜
今回は、「関東ふれあいの道 神奈川県コース 16〜大山参り蓑毛のみち〜 」を歩いてきました。
(赤字は、「関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)コースマップ」からの引用です。)
スタート地点は、小田急小田原線秦野駅からバス(30分に1本程度です)に乗り、蓑毛バス停です。
蓑毛バス停から大山阿夫利神社への裏参道を杉木立の間をぬって進みます。
蓑毛越えまで、杉並木の中を、辛い登りが続きます。神奈川県の山中には、緊急位置通報番号(?)のついた標識が整備されています。
途中、蓑毛越えまで登ると視界が開け秦野市街が一望でき、晴れた日には富士山も見えます。
しばらくは、左側に石垣が積まれた安心な道が続きます。しかし、そのうち崩落箇所が続きます。
江戸の昔から栄 えた大山参道の石垣に沿って山腹を進むと、阿夫利神社下社(しもしゃ)に着きます。
崖崩れが多い道を進み(時には梯子がかけられています。)、緊張した足並みで、下社に到着します。下社の人の多さにびっくりです。
ケーブルカーの下社駅はすぐそばで、追分駅まで乗ってバスで伊勢原駅へ出ることができます。
四季を通じて参詣者が多く、白装束に身を固め、六根洗浄の杖をついた人も見られます。
ここからの眺めはすばらしく、相模野を眼下に房総半島、伊豆半島、大島も見渡せます。
下社からの景色を堪能しつつ、「無事カエル」に送られつつ、下社にお別れです。
参道の階段を下り、茶店の脇を左に曲がり二重の滝へと進みます。
ここまでは、余裕です。
途中モミの原生林を見ながら見晴台のあずまやで休憩し、急な九十九曲がりを日向(ひなた)ふれあい学習センターまで下り、日向林道に出ます。
見晴台へは、あまりアップダウンが無く到着です(観光客は大変です。)。その後、何十の曲がりくねった道を進みます。途中、「ここまでか!」と思った方(?)の杖がありますが、下りは、まだまだ続きます。最後には、歩いて落ちそうな橋があります。
ここから日向薬師バス停までは、名所旧跡が多く、日向渓谷・浄発願寺奥の院・石雲寺・浄漁発願寺・大友皇子の墓等をみてまわり、最後に日向薬師バス停に向かいます。
緩やかな道を下り、日向薬師バス停に到着です。