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敬語の種類が増えるかも!?
前回に引き続き、新聞の記事から刺激を受けて調べてみました。
その記事のタイトルは、
「敬語 3→5分類に」(朝日新聞:2006年10月4日)
というものです。
さて、さて、敬語の3分類とは、何でしたっけ?
それは、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」です。
…と、偉そうに書いていますが、記事に、そう書いてありました。
それらに、「美化語」を新設し、「謙譲語」が分割されるかも!?
といったことが、その記事の内容です。
そう言われても…
と、お思いの方は多いと思いますが、
現在、「文化審議会国語分科会の敬語小委員会」で審議されているそうです。
そこで、
「文化審議会国語分科会の敬語小委員会」
の公開資料を見てみました。
お目当ての資料は、「敬語小委員会(第8回)」にありました。
気になる「美化語」の説明も載っていて、
美化語とは、例えば、「お酒」のように、「ものごとを美化して述べるもの」とされています。
さらに、「敬語の具体的な使い方(素案)」という資料も一緒に掲載されています。
そこには、次のような一問一答形式のやりとりがあります。
「講演会の講師に対して、終了後の懇親会で会ったときに「すてきなネクタイですね」と褒めてもいいのだろうか。」
「敬語が上手に使えるようになりたいと思い敬語の勉強をしたが、なかなか上手に使えない。どうすればよいのだろうか。」
など、など…。
なかなか興味深い資料でした。
ご興味のある方は、是非一度、ご覧ください。
…さて、さて、これは正しい使い方なのだろうか?
日本語も難しい!
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