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日・バミューダ租税協定
今日の官報は………
〔条 約〕
・脱税の防止のための情報の交換及び個人の所得についての課税権の配分に関する日本国政府とバミューダ政府との間の協定
・燃料製品供給事業者による原油等の有効な利用に関する省令
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本日気になるのは………
「脱税の防止のための情報の交換及び個人の所得についての課税権の配分に関する日本国政府とバミューダ政府との間の協定」です。
まずは、前文から。
脱税の防止のための情報の交換及び個人の所得についての課税権の配分に関する日本国政府とバミューダ政府との間の協定日本国政府及びグレートブリテン及び北部アイルランド連合王国政府によって正当に授権されたバミューダ政府は、
脱税を防止するための情報の交換及び個人の所得についての課税権の配分に関する協定を締結することを希望して、
次のとおり協定した。
外務省の「協定のポイント」によれば、
「バミューダとの間で、国際的な脱税及び租税回避行為を防止するため、租税に関する情報交換を行うための詳細な枠組みを定めるとともに、日・バミューダ間の人的交流を促進する観点から、退職年金等の特定の個人の所得についての課税の免除を規定している。」とのこと。
ところで、バミューダは、北大西洋にあるイギリスの海外領土です。
バミューダといえば、「バミューダトライアングル」が有名ですが、
「タックス・ヘイヴン」の政府でもあります。
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